Updated : 2005/12/13 火曜日
雲の上のまちの、木造芝居小屋ゆすはら座に響き渡るタテ乗りのリズムと舞。913年、京の都から土佐檮原に入国した津野経高によって華開いた津野山文化を代表する津野山神楽と、中村交響楽団の有志と公募メンバーによって構成された管弦楽団の融合。それが、12月3日に四国・中村ヨンデンプラザ、4日に檮原町の公民館ゆすはら座で開催されたアサヒビール・エコアート・シリーズ「四万十神楽交響楽団って、なに?」の公演です。
第1部は、美術家・藤浩志さんが撮影した四万十川源流から始まる四万十川の川下り映像にあわせて、音楽家で作曲家の足立智美氏による音とボイスのパフォーマンス。第2部は、四万十神楽交響楽団による演奏と舞。どちらも、コラボレー
ションとかいう今の流行り言葉では言い表せない競演となりました。
1 千百数年の伝統と今、洋の東西、四万十川の上流と下流……時と場所を超えた出会いから生まれた新たなアートを、出演者・スタッフ・お客様がみんなで共有できる幸せ。初雪と、大自然と、おいしい料理と、のどごしさわやかな味わい深いお酒と、差しつ差されつの高知の人情が、2005年の僕の心を大掃除してくれました。
出会いに、乾杯!
(鈴木英生)